科学的ドッグセラピー

ドッグセラピーの３つの定義

ドッグセラピーはイヌの持つ不思議な力をヒトの精神作用にプラスに寄与させようという取組のひとつで、ヒトに癒しをもたらすことを目的とするAAAと医療従事者とタッグを組んで行うAAT、幼児や児童を対象とするAAEの3つの分野に分けられます。それぞれ目的も異なりますし、参加者も変わります。

ドッグセラピーのプログラム

代表的なプログラムとしては、ふれあい、キャッチボール、参加者が指示をいれるプログラム、ミルクを与えるプログラムなどがありますが、単にセラピードッグと触れ合うだけで自立支援になったり、QOLが向上したりといった効果が生まれるわけではありません。ドッグセラピストが「心理的アプローチ」や「身体的アプローチ」、「社会的アプローチ」といった参加者へのアプローチを考えて企画し、セラピードッグと共にそそれらのプログラムをおこなうことで、その効果は生まれることになります。

ドッグセラピー開催を希望される
施設運営者の皆様へ

弊社のドッグセラピーは、ご参加者の人数や車いすの割合、障碍者の情報、平均介護度、普段実施しているレクリエーション、運営者サイドが求めているニーズなどについて、事前に運営者の皆様にヒアリングし、ご参加者の自発的行動を引き出すためのプログラムー「参加型プログラム」や音楽療法を取り入れた「ドッグダンスプログラム」などーを組み立てるもので、ご参加者のみならず運営者の皆様にも大変喜んでいただいております。

■　「参加型プログラム」：セラピードッグに指示を出すゲーム、キャッチボール、ブラッシング、ミルクやりなど、ご参加者の自発的行動を引き出すためのプログラムです。

■　「ドッグダンスプログラム」：ご参加者の年齢を勘案した音楽を選択し、セラピードッグとセラピストが一緒に踊ります。ご参加者は、一緒に歌を歌ったり、手拍子を入れたり、音楽に合わせてイヌに指示を出したりするプログラムです。

弊社は2009年から高齢者や児童の方々に積極的なご参加を促すドッグセラピー活動を続けてまいりました。直近5年間（2019年1月〜2023年12月）では延べで約400カ所（約8,000人の参加者）でセラピーイベントを開催しましたが、その内2020年からの3年間はコロナ感染症による自粛が相次ぎ、件数も大幅に減少しました。その後2023年はほぼコロナ感染症自粛期間前の件数まで回復し、2024年は単年で2023年の1.5倍となる約200件の開催を見込むなど急速に受託件数が増えております。

ドッグセラピーには、認知症予防やコミュニケーション促進のみならず、ロコモやフレイルからの回復など、イヌの持つ不思議な力がヒトの健康を増進させる、そんな効果が広く認められています。これまで主に高齢者施設や児童施設で行われてまいりましたが、その他医療施設や健康経営を目指す一般企業のオフィス、引きこもり支援事業者、個人など、ドッグセラピー開催を求める方のすそ野が広がっていることを実感しています。

ドッグセラピストを目指す方へ

WIZ-DOG ACADEMYは、イヌのしつけや訓練を主業とするドッグトレーナーのみならず、円滑にドッグセラピーを行えるプロのドッグセラピストの育成にも力を入れています。

セラピードッグ育成のための基本トレーニングや各種セラピープログラムを遂行するための特殊トレーニングなどの実践的な実技授業とセラピーイベントのプログラムを効果的に組み立てる座学授業、そういった即戦力としてリアルなセラピー活動を遂行できるプロのドッグセラピストになるためのさまざまな知見を網羅した授業を提供しております。

また、ご自身の愛犬と一緒にスクールに通えることも、他ではあまり見られないWIZ-DOG ACADEMYの大きな特長となっています。

2024年度には昨年の1.5倍の件数依頼が見込めるほどドッグセラピーの需要はじわじわと高まっております。 ドッグセラピストを目指す皆様、ぜひ下記WIZ-DOG ACADEMYの資料をお取り寄せください。

ドッグセラピスト養成スクール
WIZ-DOG ACADEMY